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インスタグラム (Instagram) の起源・生い立ちを教えてください

回答の背景

Kevin Systrom - Instagram の共同創業者兼CEO

 

まず初めに、私たちはいま経験しているこのような物凄い反応を予想していたわけではないということを断っておく。私たちは最初の無料の写真アプリを文字通り一握りのユーザーからスタートした。私の共同創業者のマイク・クリエガーは「Instagram は 8 週間で作ってリリースしたアプリだが、プロダクト自体は1年間の仕事の成果だ」とよく言う。

物語は、私が Nextstop という会社で働いていた時から始まる。私がマーケティング職としてその会社で働いている間、私は夜な夜なシンプルなアイディアを元にプログラミングを勉強していた ( 私は正式なコンピューターサイエンスの学位も持っていないし、トレーニングも受けた事がない )。 アイディアの中の1つに、Foursquare のチェックインと Mafia Wars ( だから名前が Burbn という。( 翻訳者注: バーボンウイスキーの発音から来ている )) を組み合わせたアプリがあった。私は、そのアイディアを HTML5 を使ってプロトタイプを作り、何人かの友達に見せた。彼らは結局そのプロトタイプをデザインもブランドも全く何もない状態で使ってくれた。私は休日を使ってそのプロトタイプを友人達のために改良をしていった。 Hunch ( 翻訳者注: 趣味が合う人同士をマッチングさせるシステム。2011 年に ebay に 8,000 万ドルでバイアウト ) のパーティーでは、直感的にBurbnを現実のものにしてくれそうな人々の中に割って入って行った。そのパーティーでは、Baseline Ventures ( 翻訳者注: ベンチャーキャピタル www.baselinev.com ) から来た人とアンドレッセン・ホロウィッツ ( 翻訳者注: 有名投資家 ) の2人が居た。そして私はその2人にプロトタイプを見せ、そしてお茶をして話し会うことになった。 最初の話し合いの後、Burbn が会社になるのであれば、私は今の会社を辞め、個人でやっていこうと決めた。会社を辞めて2週間の内に私は 50 万ドルを Baseline とアンドレッセン・ホロウィッツから投資を受け仲間を見つけチームを作ることを始めた。

マイク・クリエガーと私は話しを始め、彼が会社を手伝うことに決まった。彼が参加してから、私たちはプロダクトから一歩下がってプロダクトのあるべき姿を確認した。 その時は、私たちは Burbn をプライベートバージョンにして、HTML5 で簡単に位置情報にチェックイン出来て、プランを作成出来て ( 未来にチェックイン )、友達と一緒にチェックインするとポイントが貰えて、写真を投稿出来て、などなど色々出来るモバイル WEB アプリを作った。

私たちは会社を創るにあたって、1 つの事に集中すると決めた。 私たちは、携帯の写真が新しいアイディアの宝庫であることを知っていた。1 週間写真だけに集中してプロトタイプを作成していった。しかしそれは失敗作になった。 だから私たちは、また元の Burbn の開発に戻った。そして iPhone アプリとして Burbn を完成のタスクを殆ど終わらせた。しかし、その時このアプリがゴチャゴチャしてるように感じていたし、機能が多すぎだった。 アプリを白紙から作り直すことに決めるのは、とても勇気がいることだった。でも私たちは手足を切る思いで、写真とコメント以外だいたい基本的な機能を全て無くしていった。そして残ったのが Instagram になった。 ( 名前を変えた理由は、即席 (instant) の電報 (telegram) を打つ感じがしっくり来たのと、camera-y という発音にも似ているからだ)

8 週間後、そのアプリをベータテストとして友達に使ってもらって、バグを直したりした。そしてその月曜日にリリースする準備が整ったと考えた。長い道のりがあったけど、今はリリースする前の予想をはるかに超えた利用者に勇気付けられている。

長い話だったけど、これが君の質問に対する答えだよ :)